フリージアへの道

学校でフリージアを作りました。花を作るとき、「お花」を作るのは結構めんどくさいです。その点、フリージアは花を一つ、開きかけの花をひとつを一つ、後は、つぼみをなんぼか作るだけで、あとは、仕上げるとなかなか使えるライン素材になるので、便利ですよー、なんていわれて作り始めたフリージアは、これでなかなか、大変ではありました。
まずお花を作るときは、その花を、細部まで徹底的に観察します。右の写真はどんな風につぼみがついているかなー、っていうのを見ています。やっぱり、本物をみて作らないと、いけてないお花ができてしまいます。基本は、「本物」。その上で、自分らしさを加えていくのが一番いい方法です。
なんて、ひとくさりしったかぶりをしたところで、今度はお花のほうを見ます。花の裏側を見ることって、あんまりなかったけど、作るとなると、見ないといけないところ。
いろいろ、写真を撮ってみます。どんな風に、ガクの部分が、つぼみにかぶさっているか見ると、なかなか興味深いです。先端のほうは、つぼみが小さくて、ガクが、かぶさってて、お花になっていくごとに、つぼみが大きくなってきます。後、ガクが、2枚ついてますけど、それが、どんな風に重なり合っているかとか見るのも、面白いかも。
お花きれいですねー。色とか、研究します。どんな色を使おかなーとか考えて。自分が買い集めた、色粉セットを持っているので、その中のどの色を使ったらいいのかなんて考えます。たとえば、同じ赤でも、黒味がかった赤がいいのか、赤みが強い赤がいいのか。ちょっと茶色が入った赤がいいのか。
上で、書き損ねましたけど、めしべとおしべの形状をよく見ておくのも、大切です。これも作ります。時々既製品で、ズルしちゃいますけど、高いです。
別の色の花ですけど。どんな風に、つぼみが枝から生えているのか。先端は割りと寝たようになっていて、だんだん、大きくなって、立ち上がっていって、お花になって。一番大きいつぼみと花は倍半分くらいの大きさの差があります。
ちょっと細かいですけど、先端のほうです。先端から、つぼみが、右、左、右、左、となっているのが、わかりますでしょうか。それと、茎がジグザグしていること。こういうことは、コンテストに出品しようと思ったら、気をつけたらいいことで、普通につくるんだったら別に気にしなくても、いいことではありますが。参考までに。
これは、コンテストのために作ったものです。フリージアではないんですけれども、フリージアに似た花を作りました。茎をジグザグさせて、つぼみも、なるべく本物に似るように作っています。
上に同じく。コンテスト用の試作品です。こんな試作を何回か繰り返して、コンテストに挑みます。フリージアには関係ないですけど。
で、作ってみました。作り方は、説明がめんどくさいので、省略!
これが、仕上がり写真。初めて作った、フリージア。
ケーキにのせてみました。